<第11回> ペットとアレルギー

震災が起こるとペットとアレルギー問題は、とても大きな問題となります。新聞への苦情投稿は両者から集まります。「ペットを連れてくるなんで非常識だ!」「ペットも家族なのに・・・。」と。私が見聞きしたのは新聞やニュースだけなのですが、きっと避難所ではお互いにものすごい気を使ったりストレスとなったり、人によってはアレルギー症状に悩まれたことと思います。

 

 私の実家ではイッチャンという室内犬がいます。母にとってイッチャンは子供たちが巣立った後、膝の上で寝かせたり一緒にストーブで暖をとったりちょっとした話し相手だったりと大切な家族です。母曰く「ただかわいがるだけでいい存在」で、イッチャンはちょっとしたお犬様です。私自身はイッチャンとは一緒に暮らしていないのでイッチャンは実家の犬なだけ、けれどイッチャンのおかげで両親が楽しそうにしているのでお犬様様です。

 

 母は震災が起きた時に言いました。「うちにはイッチャンがいるからねぇ。避難所には行けないし。」と。母の中では大切な家族のイッチャンを置いて避難所に行く事はできないし、私の姉は幼少期に喘息発作がひどかったので避難所に集まる方への迷惑を思うと避難所に連れていくこともできないのです。娘としては犬よりも人間の命優先!!ですが、親子でも価値観が違うのです。

 

 避難所には価値観の違う人が集まります。ペットも大切な家族、アレルギー症状は身体的にかなり辛い。(喘息発作などがでる人は辛いだけではないのですが)どうしたらいいのでしょう???私にも答えはありませんが、家族にペットがいる人もアレルギーを持つ人もともに避難し生きていくことが重要だと思います。

 

できることとして、非常袋を準備するときにアレルギー持ちの方はマスクやアレルギーを抑える薬を用意する、ペットを連れて避難したい方もなにか対策はとれるのではないかなぁと思います。

 

 バナナもチェリーも小型犬のイッチャンを追いかけるのが大好きです。ただ残念なことにバナナは犬アレルギーなのです。以前は症状が全くなかったのですが、最近イッチャンと遊ぶと目は真っ赤になり鼻はグジュグジュになるようになりました。私も非常袋の見直しをします。